vz.el for emacs20
2002/03/24 松田陽一 [yoh] (matsuda@palnet.or.jp)
2004/03/26 松田陽一 [yoh] (yoh@flcl.org)
はじめに
vz.el とは、 1995年に古江秀之さんが作成された Mule 19.* 向けの emacs lisp
パッケージです。
Mule のキーアサインを MS-DOS 向けテキストエディタ "Vz Editor" 風
にカスタマイズするメジャーモードを提供します。
この vz.el を、 emacs20 でも *それなりに* 使えるように改変を試みています。
藤井勝親さんが1998年に作成された emacs20 用 diff もありますが、私は別の不
具合の除去を試みています。
バージョンナンバーを付けたりパッケージ名を変更する程の事でもありませんの
で、取り敢えず「vz.el for emacs20」としておきます。
diff を取ったりするのが面倒ですので、「スナップショット」の形で公開します。
オリジナル版からの変更点
(1) vz-compare-window の不具合を解消
(2) vz-query-replace の不具合を解消
(3) vz-toggle-zenhan の文字マッチングの不具合を一部解消
(4) vz-toggle-zenhan において 1byte カタカナへの変換を禁止
(5) モードラインでバッファのコーディングが表示されない不具合を解消
制限
emacs20 以降用です。
emacs21 でも動きます。
(2004.03.26追記: 但し、カーソルが行頭にある状態で vz-next-line が正常動作しないときがある現象を確認しています。)
(2005.8.24追記: emacs21 では、不具合を解消したバージョンを別途用意しました。)
但し、通常の emacs のキーバインディングとはおよそかけ離れたキーアサインですので、実質的にキーアサインが変更できる「かんな」しか使えないと思って差し支えないでしょう。
要するに、 -dl-canna 等の、かんなクライアント機能を内部に持つ emacs を使い、 ~/.canna でキーアサインを変更しないと、日本語入力でキーがバッティングします。
例えば、 yc.el (http://www.ceres.dti.ne.jp/~knak/yc.html) や、たまご4 (egg4: http://www.m17n.org/tamago/ ) とは共存できませんし辛いです。
(2004.03.26追記: yc.el のキーアサインを書き換える試みを行っています。一部不具合がありますが、それなりに動作します。vz.el との親和性も概ね良好です。)
XEmacsにはまだ対応できていません。多分やれないし、やらないです。
Mule2.3(emacs19)には対応していません。オリジナルをどうぞ。
使い方
オリジナルのパッケージにある readme と emacs.add を参照して下さい。
emacs20 以降では、この他に
(load-library "mule-caesar")
が、 vz.el を読み込ませる前後のいずれかでに必要となります。
すなわち、 apel が必要です。
.emacs 等に記入して下さい。
一部のキー操作と他の elisp パッケージとの相性が悪いことがあります。
少なくとも、 trump では [esc]-s コマンドによるファイルセーブはエラーになります。
M-x save-buffer としなければなりません。
また、 dired モードは実質使えないと思って差し支えないでしょう。
既知のバグ
1234abcd -> 1234abcd -> 1234abcd ◎
!"#$1234 -> !″#$1234 △
!″#$1234 -> !"#$1234 △
他にもあると思いますが、重要なものはこれだけだと思ってます。
謝辞
オリジナル作者の古江秀之さん、パッチ作者の藤井勝親さんに感謝します。
このパッケージなくして今の私はありません。
その他
著作権はオリジナルに準じます。
バグ報告は受け入れますが、実力が伴わないので対応は困難です。
パッチは大歓迎です。